2010年7月13日

いつでも原点は夢

Filed under: blog — Nishitani @ 9:44 PM

 W杯で活躍した本田圭佑が母校の石川星稜高校で講演をしたときに言っていた、
 
  「僕は夢に向かって進んでいるという点では、みなさん(高校生)と同じです。」
 
 この言葉は別に本田選手と星稜高校の生徒だけではなく、全ての人間に共通する言葉だ。

 「みんな夢に向かって進んでいる」
 
ただ、多くの停滞や逆行があったりもするが・・・。

 先日、渋谷でATMに行った。月末もあってかなりの列が出きていた。30人位待っていたと思う。すると、僕の手前にいる外国人が急に僕に話しかけてきた。

「先生に3年前、立川校で教わっていました。」

一瞬耳を疑ったが、その外国人は6歳の時から日本に住んでいるイラン人の学生で、日本語は自然に話せるが英語は苦手だった。僕の英語を受けて大学に入り、今大学3年生だそうだ。
「そうか、俺はイラン人も教えていた」と思うとうれしくなった。将来の夢を聞くと、日本とイランをつなぐ会社を起業したいという。それで、ますますうれしくなった。みんな自分の持ち場でがんばっている。自分に与えられた運命を、精一杯、精一杯、生きながら、前向きに何かを作り出そうと頑張っている。がんばれ!アリ!

 またもや先日、井の頭線に乗って吉祥寺へ向かっていた電車でコックリコックリと居眠りをしていて、ふと目を覚ますと前に立っている2人の女子学生が僕の方を見ている。そのうちの1人が僕に向かって、

「先生の授業、去年代ゼミタワーで受けていました。今年大学に受かりました。」

といきなり言ってきた。僕は半分、夢の世界で、

「ああ、そう。おめでとう。よかったね。」

などと、あたりさわりのないことを話していると、これから三鷹の美術館へ行くという。大学でいろんなことができて楽しそうだ。将来は美術関係で、マスコミに関係した仕事がやりたいと言っていた。
隣にいた彼女の友人の女の子は高校の時、ヨーロッパーを半年1人で放浪したらしく、(女の子なのにすごい。僕は北海道をバイクで3か月半だ。負けている。)あまり、お金も持たず、イタリア・オーストリア・ドイツ・フランス・イギリス各地を転々としたらしい。ドイツ語が好きで、ドイツ哲学をやりたいと言っていた。

 若者だって色々だ。この間見たNHKの番組では、京都大学で外国の大学への留学枠の定員3分の1しか集まらないという番組をやっていた。この不況下、おちおち留学などしている間に就職戦線に出遅れてしまうらしい。4年で卒業して即戦力として企業で働き、安定した生活と収入がほしい。そう考えてのことだ。

 僕はいつだって若者は現実主義的だと思う。問題は無限に豊かで多様な現実のどこに自分との接点をおくか、だろう。
 何が良い、悪いといった是非の問題ではないが、自分の心の求めるベクトルのその先にある現実は、いつだって心の内部と響き合いながら僕らの行動を未来へと導いている。色々頑張ったあげく挫折し、お先真っ暗な現実の中でさえやっぱり僕らを未来へ向かって手招きしているのだ。言いかえれば、人生に行き詰まった時、僕たちを再び現実へと向き合わせてくれるのは、心の中でグツグツしているそのグツグツの未来へ向かって形象化された夢なのだ。

2010年7月4日

2022年W杯へ向けて

Filed under: blog — Nishitani @ 11:35 PM

 2010年日本のサッカーW杯は終わった。決勝トーナメントでは南米勢強しという予想に反して、ベスト4にオランダ・スペイン・ドイツが残った。ここが勝負事の厳しいところで、まだW杯は続いているにもかかわらず、日本代表のW杯は終わった。本当に日本代表はよく頑張ったと思う反面、やはりベスト4に日本がいないのは寂しい。やっぱり、最後まで残ってほしい。そしたら、本当の意味で完全燃焼できる!!

 じゃあ、それは、いつ?

 僕は2022年だと思う。マジで。もちろん、そのためには僕なりに考えるいくつかの条件がある。あえて、この場で提言させてもらおう。(サッカー関係者とは何の関係もないただの1ファンのきもちです。)

 その1.テレビのゴールデンタイムで週3回、世界のサッカー放映をすること。プレミアとかセリエAとかスペインリーグとかの。やっぱり本物を日常的に見るのは違う。特に、若いサッカー少年たちが本場のプレーに親しむと自然とそれが彼らのスタンダードになる。若者が世界水準のプレーを普通に見て、憧れをもち、それを夢にしているうちに、いつかは日本のメッシ、日本のバッジオ、日本のジョージ・ベストが生まれる。(だんだん古くなっていったが・・・)

 かの大リーグ(プロ野球のこと)もそう。20年前は大リーガーがシーズンオフにちょっと日本に来て、巨人と他チーム全ての合同選抜チームとよく練習試合をやっていた。結果は7回やって1勝6敗位で、いつも日本のボロ負け。彼らは半ば遊び感覚でやっているにもかかわらずだ。ところが今ではどうだろう?NHKが大リーグ中継をほぼ毎日のようにやるようになり、野茂が登場し、大魔神がそれを引き継ぎ、イチローや松井が、日本野球をアメリカで存在感のあるものにした。今ではワールドベースボールクラシックで日本は2度世界を制した。サッカーの世界でも同じことが言える。どうか、今W杯で急増したにわかサッカーファンを本当の日本のサポーターにすべく、テレビ放映をしてほしい。この拙文を読んだテレビ関係者各位よろしくお願いします。

 その2.ヒデが監督になり、俊輔がサブコーチとして日本代表を引っ張ること。たしかに、モウリーニョもいいが、やはり、日本と世界を共によく知るこの2人に代表を引っ張ってもらいたい。すべて純日本製でいきたいのであります。

 その3.2022年のW杯を日本開催にすること。まず、個人的に2002年は忙しくて1試合もナマで見れなかったので、是非この国でW杯を見たい。ディカプリオやミックジャガーが南アフリカにいたように。もちろん、僕を始めとする多くのサポーターのパワーは2022年の日本代表を大きく後押しするはずだ。

 以上が2022年に向けての僕の提言でした。

 本当に感動を、いっぱい、いっぱい、くれてありがとう。日本代表!!
 そして、次へ向けて良いスタートをきれますように!!

                                          ―徳島の講演会から羽田に帰る飛行機の中で